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Facebook、AIでフィード推薦を利用者が調整できる機能

Metaは、Facebook利用者がYour Algorithmを通じ、フィードとReelsで見たい、または減らしたい話題を自然な言葉で指定できるようにすると発表した。

nullbot 編集部公開日 2026年10月14日約 5 分で読めます出典 (2)
カリフォルニア州メンローパークにあるMeta本社ビル
LPS.1 · CC0 · Wikimedia Commons

Facebookは、フィードとReelsで表示される推薦コンテンツに利用者がより強く関与できる仕組みを導入する。Metaが発表したYour Algorithmは、人工知能を利用した機能で、利用者が見たい話題や、表示を減らしたいコンテンツの種類をプラットフォームへ直接伝えられるようにするものだ。

自然な言葉で好みを伝える

Metaによると、利用者は推薦システムが自動的に集めるシグナルだけに頼らず、自分の言葉で好みを説明できる。同社は、この機能によって推薦内容を各利用者にとってより関連性の高いものにし、投稿の選択や順位付けに対して、より明示的に影響を与えられるようにすると説明している。

この機能はすでにInstagramで導入されており、Facebookへ拡大される。FacebookではFeedとReelsの両方が対象となる。これらの画面では、自動的な順位付けと推薦システムが、各利用者に何が表示されるかを大きく左右している。Metaは、好みを更新すれば推薦にもリアルタイムで反映されるとしている。

ただし、推薦が「リアルタイム」で変わるという説明はMetaの主張であり、資料に独立した効果測定は示されていない。報道によれば、Metaは利用者がその時点で重要だと考えること、あるいは重要ではないと考えることを指定した後、同じ利用セッション内でもシステムが推薦を適応させられるとしている。

三点メニューから新機能へ

新機能は、個別の投稿に付く三点メニューから利用できる。このメニューではYour Algorithmを開けるほか、「興味あり」または「興味なし」を選び、特定の投稿や内容が自分の好みに合うかどうかを示せる。

Metaは、「興味あり」と「興味なし」のボタンが投稿の下に表示される場合もあるとしている。単純な肯定・否定の選択に加え、プラットフォームは利用者が何を好み、何を好まなかったかを詳しく把握するため、追加の質問をする可能性がある。Metaは、こうした詳しいフィードバックが推薦の改善に役立つと説明する。

使い方の面では、この変更は従来の推薦方式に、より直接的なフィードバック経路を加えるものだ。これまでプラットフォームは、交流、文脈、その他の利用シグナルから関心を推定してきた。Metaは新機能が自動推薦を完全に置き換えるとは述べておらず、利用者の明示的な指示によって自動システムを方向付ける手段として位置付けている。

  • 個別投稿の三点メニューを開く。
  • Your Algorithmを開く、または「興味あり」を選ぶ。
  • 「興味なし」を選び、似た内容を減らす。
  • 見たい、または減らしたい話題を自然な言葉で説明する。

Metaは大規模言語モデルの活用拡大を説明

この更新は、MetaがFacebook上で利用すると説明する「AI搭載」のパーソナライズ機能群の一部だ。同社はコンテンツの順位付けシステムで、大規模言語モデル、すなわちLLMをさらに活用するとしている。Metaの説明では、LLMは自然言語で表現された関心、文脈、意図を取り込める。

この技術的な説明は企業側の主張である。参照された情報には、モデルの具体的な仕組みや、新しい推薦の正確性を示すデータは含まれていない。また、利用者が文章で入力した指示が、コンテンツ順位付けに使われる他のシグナルよりどの程度優先されるのかも説明されていない。

Metaが示した方向性は、申告した関心に基づいて推薦を調整できるストリーミングサービスにFacebookを近づけるものといえる。同社が強調する違いは、画面に出る内容の一部を決めるアルゴリズムに対し、利用者が日常的な言葉で働きかけられる点であり、選択を完全に自動推定へ委ねないことにある。

他のMetaアプリでの展開を拡大

Your AlgorithmはInstagramで先に導入された。報道によると、2025年12月にまずReelsで提供され、その後、今年6月にFeedとExploreのパーソナライズ機能へ広がった。今回のFacebookでの導入は、Metaが同様の好みの制御方法を複数のアプリへ広げていることを示す。

Threadsにも、推薦される内容へ影響を与えるためのDear Algoという関連機能がある。複数の製品に似たインターフェースが現れていることは、Metaが利用者から明示的な好みの指示を集める手段を拡大していることを示す。ただし、各アプリにはそれぞれ異なるコンテンツ空間と推薦システムが残る。

公表された情報は、自動推薦が廃止されることや、利用者がFeedとReelsに現れるすべてを完全に管理できることを意味しない。確認できる事実は、Metaが話題の追加と管理を行う新たな選択肢を発表したことだ。実際の効果は、プラットフォームが利用者のフィードバックをどのように処理し、採用するかに左右される。

日本の組織にとっての変化

日本語の利用者に向けてFacebookで情報を発信する企業、メディア、組織にとっては、扱う話題が明確で、利用者が自ら選びやすい形であることの重要性が増す可能性がある。資料には日本独自の新ルールや到達効果の保証は示されていない。それでも、利用者がYour Algorithmで好みを調整するようになれば、明示された関心とFacebook上の配信との関係は、これまで以上に注目されることになりそうだ。

出典

  1. Facebook is giving users more control over their algorithmTechCrunch AI · 2026年10月13日
  2. Facebook will let you customize your feed algorithm using AIThe Verge AI · 2026年10月13日

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